*2021年に開催される予定ですが、大会名はTOKYO2020のままです。
五輪憲章にもうたわれている「持続可能性」の尊重!
東京2020は大会史上最高レベルの資源化に挑んでいる。
1964年東京オリンピックを機に近代化されたごみ収集のように、今大会の資源管理は後世にレガシーを残せるのでしょうか。
マイクロプラスチックによる海洋汚染問題など、どうやってごみを減らすかは、現代社会において大きなテーマになっていますよね!
もちろん、オリンピックも例外ではないでしょう。
五輪憲章にも持続可能性の尊重がうたわれていますから…
今や、ごみの扱い方次第でその国の民度がはかられると言っても良いぐらいです。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会では、2012年ロンドン大会の運営時の廃棄物の再使用・再生利用率の62%を上回ることを目指しているようです。
基本はリデュース、リユース、リサイクルの3Rでしょう。
大会事務局では、大会の備品・機材はレンタル・リースを活用。当然、購入せざるをえない物もありますが、大会終了後に売却や譲渡を考える。
それがダメでも、金属などを回収してリサイクルしようとしています。
じゃあ、大会中にごみはどれだけ出るの?
ペットボトル(1,413t)など、合わせて6,915tと推計しているようです。
国立競技場では1日の排出量が最大約40tと試算しているようです。
ここで大切なのが、分別の徹底ですね。
ロンドン大会では3分別のみだったのに対し、東京大会では「ペットボトル」、「紙容器」、「プラスチック」、「食べ残し・ティッシュ・割箸等」、「飲み残し」の5分別にするようです。マスク専用ごみ箱とかも必要になるかもしれませんね!
また、「食品ロス」対策を課題に挙がっています。
食事の内容も競技ごとによって特色があるようです。エネルギーを必要とする競技もあれば、瞬発力、持久力や体調管理の方が重視される種目もありますしね。
また、宗教上の問題として、イスラム教徒の選手に対してはハラル対応も必要になるでしょう。
ロンドン大会では、2,443tもの食品が廃棄されたそうです。日本は真夏の暑さに加え、世界でも高水準の食品安全基準、という事情もあり、このままでは、食品ロスが大量に出ざるを得ない状況ではないでしょうか。
また、新型コロナウイルス感染対策でビュフェスタイルで食事の提供は難しくなるでしょう。選手村では、テイクアウトも出てくるかもしれませんね。
以上 パン屋さんになりたかったあっちゃんでした。
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