次の美容業界でのトレンドワードは「クリーンビューティ」!

どうなる! Beauty

「クリーンビューティ」が話題となっており、クリーンビューティを謳う化粧品ブランドが次々と登場したり、メディアでも特集が組まれたりしています。

最近よく耳にしますよね!

クリーンビューティってどういう事?

何やら新しい概念のようですね!

  • 健康に有害だとされる数々の成分を使わない商品(低刺激)
  • 自然、天然由来の原料を用いている (ナチュラル、オーガニック)
  • 環境配慮(エコ、クルエルティーフリー)

*クルエルティーフリーとは、化粧品や日用品の開発・製造・市場進出などにおいて、製品が消費者の手元に届くまでのいかなるフェーズにおいても、動物を用いた実験がなされていないこと

つまり、クリーンビューティとは、成分がクリーンであり、また環境や社会に対してもクリーンな製品ということですね。

健康に有害だとされる数々の成分って何なの?

問題になるのは、「合成界面活性剤」、「合成防腐剤」、「鉱物油や合成油性成分」、「合成ポリマー」、「合成色素」と言われています。

一つ一つ説明していきますね。

合成界面活性剤(ラウレス-3/ラウリル硫酸Na/PEG-××等です)

界面活性剤は油と水を混ぜ合わせるための成分です。化粧品では、クリームの乳化剤としてや、成分を皮膚内部まで浸透させるために使用されています。

これの何が問題かというと、皮膚バリアを破壊し、肌を薄くして乾燥肌を招いてしまうという点です。

合成防腐剤(パラベン/フェノキシエタノール/安息香酸Na等です)

防腐剤は多くの化粧品に使用されています。

アレルギーを起こす恐れのある成分で、環境ホルモンにもなる疑いがもたれています。パラベンは、「旧表示指定成分」に入っていました。

*旧表示指定成分とは、かつて化粧品に表示が義務付けられていた、使う人によってはごく稀にアレルギー等の皮膚トラブルを起こす可能性のある102種類の成分のことです。

今は、全成分表示することになっています。

鉱物油や合成油性成分(ミネラルオイル/パラフィン等です)

化粧品は、油をベースにしたものがほとんどですが、その油の多くに石油が使われています。成分名としては、「鉱物油、ミネラルオイル、パラフィン」などと表記されています。

そのほか安息香酸アルキルなどの油性成分などにも問題があり、これらの成分は、皮膚呼吸を阻害し、肌のくすみやトラブルの原因になりがちです。

合成ポリマー(ポリクオタニウムー6/ポリ酢酸ビニル等です)

ファンデーションによく配合されていて、「被膜形成剤」とも言われています。

合成ポリマーが配合されている化粧品をつけると、肌がつやつやし、ハリも出たように感じます。そのためエイジングコスメでは必ずと言っていいぐらい使われています。

被膜形成剤によって覆われた肌は皮膚呼吸もしづらく、必要な常在菌も減少し、有害な菌を押さえることができなくなり肌荒れがしやすくなります。

合成色素(黄色×号、赤色×号、等です)

口紅、アイシャドー、などに含まれており、美しい色のほとんどは石油から生み出された合成のタール色素なのです。タール色素は色の種類が豊富で、安定しているためメイク用品では欠かせない成分になります。しかし、 タール色素には発ガン性や奇形を引き起こす疑いがあるものも多くあります。

これらが健康に有害だとされる成分ですがデメリットばかりではなく、製造メーカーは必要なものとして入れているのでしょうね。

自然、天然由来の原料って?

ISO 16128で定義は、植物・動物などから得られた「自然由来部分」と石油などから得られた「非自然由来部分」が化学的処理または生物学的処理をして得た原料で、その原料の半分以上が植物や動物などから得たもので構成されていなければならないとされています。

難しいですね~化粧品の裏面だけを見ただけでは、半分以上が植物や動物などから得たものか判らないですもんね。メーカーはそのあたりもわかりやすく自然・天然由来の成分なのかを表記してほしいですね。

環境配慮って?

廃プラ、海洋プラスチックによる海洋汚染などの環境問題をはじめ、動物実験の撤廃や労働環境改善といった社会的問題までを指します。

化粧品容器って、まだまだプラ容器が多いですからね!このあたりもきちんとしていかないといけませんね。

以上 パン屋さんになりたかったあっちゃんでした。

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