女性蔑視発言で批判を浴びた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が12日午後、辞任する見通しです。そもそも森会長は総理時代から失言、暴言を繰り返し、「資質」に疑問を持たれていた人物です。海外でも今までに重ねられた発言とともに、五輪の看板の「資質」も問われているようです。
やっちまったな!森さん。
森会長は2月3日に開かれた日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」などと発言して波紋を呼んだのは皆さんもよくご存知だと思います。翌日に発言を撤回し、謝罪したものの、批判が収まる気配はなく、いったん幕引きを図ろうとした国際オリンピック委員会(IOC)は9日、「(発言は)完全に不適切であり、IOCの誓約に反している」と改めて声明を出しています。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」という発言!確かに女性が会議に入ることで進行が遅れることもあるかもしれないが、それは男社会の傲慢なやり方にストップをかけるために必要なことだと私は思う。
森会長もそのくらいのことはわかっての発言だったのであろう。しかし、その後の謝罪会見が悪かったなぁ。やはり謝るべきところは、きちんと謝らなければならない。それが大人でしょう!記者もそれをわかっていながら焚きつけるようなやり方はどんなもんでしょうね!記者ももう少し大人になって老人に接してあげればよかったのにね~。年配者は敬わなければ…。
しかし、新たな問題が出てきそうですね。
川淵氏は11日夕、記者団に対し、会長に選ばれればとした上で、「森会長の意向をくんで開催に向けて全力を尽くす」と語ったようですが、自身の家族からは猛反対されていると話す一方、「人生の最後の大役として、べストを尽くしたい」と… どっちなんでしょうね?やっぱりやりたいんでしょうね!
森会長の発言で五輪ボランティアの辞退者が相次ぎ、トヨタ自動車や日本生命などスポンサー企業からも厳しい批判の声が上がっているようです。
森会長も静かに辞任すればよいものを(後のことは組織委員会にまかせて)自分の力がまだ及ぶようにか、何を企んでいるのかわかりませんが、ボールをパスする方向を間違えたようですね。同じような年齢の方に後任を任せても、その年代の人は同じ考え方をするのではないかと批判する人も出るかもしれませんね。
ラグビー経験のある森会長
パスを若手に出すのではなく先輩に出しちゃいましたね~。スローフォワードっていう反則?いやいや川淵さんがパスを取れなかったならノックオンの反則かな。
けど、組織委員会はやっぱりこれ以上の失態は繰り返せないので、きちんと理事会・評議会で議論して決めるのでしょうね。川淵さんもJやBリーグを立ち上げるなど立派なキャリアをお持ちですから。決してやれないことはないでしょう。年齢的なことは気になりますが…。
オリンピックは開催するの?
しかし、本当に日本でオリンピックを開催しようと思っているなら、ここは冷静に考えおじいさんが何を言っても若手の力を発揮してもらいたいところですね。森から川淵に名前が変わっただけといわれないよう組織委員会もきっちりと決着をつけてほしいと思います。
若くてきれいな女性とイケメンの男性がダブルトップに立てば、JOCもIOCも文句は言えないでしょうし、離れていったボランティアや聖火ランナーも考えを変えるかもしれませんね。
組織委員会も本音と建て前があるでしょうから、そこらあたりをよく考えて進めていただきたいものです。
最後に…
女性蔑視とも取れる発言は、決して許されることではないと思いますが、7年余りにわたって大変なオリンピックの準備の業務をやって下さっていた森会長に感謝をいたします。これからのことは、組織委員会と新しい会長に任せて、体を大切にTOKYO2020を見守っていただきたく思います。
以上 パン屋さんになりたかったあっちゃんでした。
コメント